更新日:2014.05.27

豪華絢爛グランドモスクーアブダビ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
written by Mayumi Nagano

インテリアコーディネーター , その他(A.F.T 色彩検定2級)

豪華絢爛グランドモスクーアブダビ 海外インテリアレポート ココチエ(kokochie) 出典 Mayumi Nagano
豪華すぎて個人宅に生かせるレベルではありませんが、アブダビに住んでいる以上、やはりグランドモスクに触れない訳にはいきません。

真っ青な空に映える真っ白な外観が美しいこのモスクは2007年完成と新しいこともあってその佇まいは重厚というより華麗です。色調は白ベースにゴールドアクセント、内装は植物柄が多用されているため多くのモスクとは違いフェミニンな印象を受けるのは私だけでしょうか。

ではインテリアを中心にご紹介していきましょう。
豪華絢爛グランドモスクーアブダビ 海外インテリアレポート ココチエ(kokochie) 出典 Mayumi Nagano
エントランスホールではお花の装飾がお出迎え。可憐なシャンデリアは優しい色合いが素敵です。


豪華絢爛グランドモスクーアブダビ 海外インテリアレポート ココチエ(kokochie) 出典 Mayumi Nagano
その奥のメインホール中央でひときわ輝きを放っているのが、世界第2位の大きさを誇る巨大シャンデリアです。数百万個のスワロフスキークリスタルと24金メッキが使用されており存在感たっぷりに注目を集めています。

対照的なこのふたつのシャンデリア、皆さんはどちらがお好みでしょうか。
豪華絢爛グランドモスクーアブダビ 海外インテリアレポート ココチエ(kokochie) 出典 Mayumi Nagano
そして天井を見上げるのに疲れたところで、足元に視線を落とすと、、、ギネス記録もののカーペットが目に入ります。手織りラグとして世界最大、約1200人の織子を使って完成まで約2年あまりをかけてイランの会社が作成しました。5627㎡ほどの広さなのに継ぎ目ひとつないとは驚きです。
豪華絢爛グランドモスクーアブダビ 海外インテリアレポート ココチエ(kokochie) 出典 Mayumi Nagano
緑、赤、黄色などの色鮮やかな組み合わせにも関わらず、天然染料の自然な色味は厭味なく美しくなじみ、煌びやかな室内を落ち着ける役割も果たしています。
豪華絢爛グランドモスクーアブダビ 海外インテリアレポート ココチエ(kokochie) 出典 Mayumi Nagano
メッカ方向の壁には流れるようなアラビア書体で唯一神アッラーを讃える99通りの名前が書かれています。照明の光が落ちてやわらかさを増した白壁にゴールドが美しく映えて目を奪われます。
豪華絢爛グランドモスクーアブダビ 海外インテリアレポート ココチエ(kokochie) 出典 Mayumi Nagano
ホール全体のところどころにはステンドグラスがちりばめられていて、外からの光で淡く花模様が浮かび上がります。その優しい光はうっとり見蕩れてしまうほど優美です。
豪華絢爛グランドモスクーアブダビ 海外インテリアレポート ココチエ(kokochie) 出典 Mayumi Nagano
隅々までこだわった職人技には感心するばかりなのですが、そのひとつ、エントランスホールの壁に這うように石で描かれた立体的な植物のツタは、そのうねりが固い素材で出来ているとは思えないしなやかさを感じます。
豪華絢爛グランドモスクーアブダビ 海外インテリアレポート ココチエ(kokochie) 出典 Mayumi Nagano
そしてモスクと言えばコーラン、アート性の高い美しい表装の冊子はこの空間に欠かせません。
豪華絢爛グランドモスクーアブダビ 海外インテリアレポート ココチエ(kokochie) 出典 Mayumi Nagano
総工費約550億円、世界中から最高級の素材と職人を集めここまで贅を極めた現代の建築物が他にあるでしょうか。これから年月を経て、歴史を重ねることで深みを増して更に魅力的になっていくことでしょう。

インドのタージ・マハルなど、過去の歴史的建造物の要素をふんだんに取り入れて作られているので、建築的にもとても興味深いものがあります。アブダビ随一の観光地にして国の威厳を示すこのモスク、一見の価値ありです。

Tags

コメント

コメントする
TOPに戻る