更新日:2014.04.30

北欧のインテリアショップ Svenskt Tenn -スベンスクテン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
written by Mayumi Nagano

インテリアコーディネーター , その他(A.F.T 色彩検定2級)

北欧のインテリアショップ Svenskt Tenn -スベンスクテン 海外インテリアレポート ココチエ(kokochie) 出典 Mayumi Nagano
変わらぬ人気の北欧雑貨ですが、スベンスクテンというスウェーデンのインテリアショップを皆さんはご存知でしょうか?

スベンスクテンは1924年、Estrid Ericson氏によってチューター(錫)製品のお店としてストックホルムでスタートしました。その後、家具、テキスタイル等を扱うインテリアデザイン会社として進化し続け、長く人々に愛され続けています。

私がスベンスクテンの家具やテキスタイルに初めて出会ったのは、約7年前のニューヨークでした。当時住んでいた場所からほど近いトライベッカエリアの端っこに通りかかる度に気になる小さな家具屋さんがありました。大窓の奥の真っ白な壁に映えるカラフルな家具やテキスタイルが目に鮮やかで、個性的な佇まいに心惹かれてよく覗き込んでいたものです。

数年後、その家具達との再会はとある国でお邪魔したスウェーデン人の方のお住まいでした。その方のお宅は雑誌の中に紛れ込んだかと錯覚しそうなほど完璧で洗練された北欧デザインで設えてあり、鳥肌が立つほど感動したのを今でも鮮明に覚えています。そこで初めて「スベンスクテン」という名前を知ったのです。
北欧のインテリアショップ Svenskt Tenn -スベンスクテン 海外インテリアレポート ココチエ(kokochie) 出典 Mayumi Nagano
そしてストックホルムを訪れた際、念願のお店訪問が叶いました。その時本店は改装中という事で仮店舗でしたが、その仮店舗がまた素敵だったのです!

閉鎖となった古い劇場を利用しており、エントランスには小物雑貨のコーナーが、段々になった座席エリアのシートは全部取り除かれ家具がディスプレイされていました。舞台はカーテンが下がるテキスタイルコーナーです。特徴的な植物柄や動物柄は動きを感じるデザインなので、殺風景な劇場が生きかえったように賑やか。機転の利いたこのアイディアにもこのブランドのセンスの良さが溢れていて益々魅了されたのでした。

北欧のインテリアショップ Svenskt Tenn -スベンスクテン 海外インテリアレポート ココチエ(kokochie) 出典 Mayumi Nagano
スベンスクテンのスタイルは、ウィーンの優美さとスウェーデンの機能性にカラフルな色やパターンの組み合わせがベースになっています。当時としては斬新すぎたこのスタイルを彼ら自身はこう呼びます。

"Accidentism"
"The Happy Chances Philosophy"

それはつまりEricson氏のこの言葉が語ってくれています。

”新しいものと古いもの、様々なスタイルや色柄の組み合わせに間違いなどありません。それらは作り込まなくても所有者の愛と感性で自然と融合し居心地のいい空間に育つのです。”

創業90年近く経った今でも普遍的なデザインで新しい感性を保ち続ける秘訣はまさにここにあります。変わらず、且つ古びる事なく、そして新しい。「インテリアを自由に楽しもう!」いうメッセージを感じませんか?

現在はティールームも併設した素敵な本店がオープンしています。いつか行けるといいな、と思いますが、それまでは時々サイトを覗いて目の保養をすることにします。

Svenkt Tenn
http://www.svenskttenn.se/en-us/default.aspx
(店舗はストックホルムの本店のみ、代理店として一部の商品が日本のBeamsでも取り扱いがあるようです。)

Tags

コメント

コメントする
TOPに戻る