更新日:2014.03.31

インテリアコーディネートの基礎知識:空間と香り

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インテリアコーディネーター , キッチンスペシャリスト , 照明コンサルタント ,  他

インテリア的、香りの考察

桜の満開のこの頃、ほのかに春めいた香りがしませんか?花々の少し甘い香りが漂っている様です。その香りがより一層「春の訪れ」を実感させてくれます。それは、その香りそのものだけではなく。「記憶の中の香り」がよみがえさせられることで、「春」という季節と「春の香り」の一致がなされ、「春がきた!」と脳へ連動される。とも言えます。

懐かしい香りから、過去の記憶がふわっ。と思い起こされた経験などはありませんか?それは良い思い出のこともあれば、思い出したくもないことかもせれません。それでも、香りから引き込まれた場合は、もう後戻りができずに記憶に作用されています。それは香りのメカニズムが、精神へ直接働きかける独自の伝達方法によるものなのです。

それでは、そんな「香りは空間にどのように関わってくるのでしょうか?」
新築時には「新しい建物の匂い」がします。誰かの家には「その人の家の匂い」がします。それらは「香り」というより「匂い」。その「匂い」が自分にとって受け入れられるか?NGか?によって…実は空間の快適さ!までも大きく違ってしまう。といっても過言ではありません。ちなみに、「香り」と「匂い」の違いについては、様々な説もありますが、「匂い」には「良い匂い」も「良くない(臭い)匂い」もあり幅広く表現され、花が香るようなよい匂いを「香り」。というイメージが一般的です。どちらにしても、嗅覚へは直観的に作用してくるので、その好き嫌いも直感的かつ生理的のため、努力や忍耐で好きになれるものではないことが、とてもやっかいな部分でもあります。そのため、空間において「嫌いな匂い」が発生していたら、まずはその「匂いのもと」を消去・消臭・除去するなりし存在を薄めていきます。換気や消臭効果のある物質や消臭グッズなど、空気を洗う感じです。そしてお気に入りの「香りをプラス」。

NGの場合も直感的と同様に、逆手には好きな香りの場合も直球に精神に作用するわけですから、好きな香りならその分、リラックス度アップも間違いなし!そんな素晴らしいアイテムを空間へ利用しない手はないほど。空間構成の仕上げに是非プラスしていただきたい部分でもあります。実際にここ数年、「香り」への関心がとても高いように感じます。洗剤や柔軟剤、消臭・芳香スプレーの多様化、インテリアでも「香りのインテリア」アイテムがとても多くなってきています。
こちらは、先日宿泊したホテル。胡蝶蘭の香りがほのかに…そしてアメニティーグッズは全てが「for her」「for him」と女性用と男性用に分かれていて、それぞれに好ましい香りで用意されていました。ピロースプレーもあり、それぞれの香りの良さからも、その空間での心地よい時間が香りと共に記憶されました。

お気に入りの香りから、更に心地よい空間へ。香りもインテリアの一部として効果的にお楽しみください。

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